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北九州市の学生企画 「好奇心大学(ワークショップ)」の発表会が開催されました

2023.4.20

2023年3月22日セントシティ小倉にあるコワーキングスペース ATOMica北九州 にて好奇心大学*の発表会が開催されました。この活動は、若者の声を反映する取組として、市からの提供企画と「Kitakyu U29(キタキューユニーク)」の学生が考案した3つのテーマで17名の学生参加者がグループに別れて討論を行ってきました。今回は政策提案発表会ということでこれまでの成果を発表しました。

3チームの政策提案を聞くのは、武内市長、武藤企画調整局長(※取材当時)、北九州市クリエイティブディレクターの下川氏の3名。若者の声を真剣に聞く市長の姿があり、これまでにない新しい雰囲気を感じました。

はじめに発表したのは、市制60周年チーム。2023年2月に市制60周年を迎えた北九州市について、市内外へ発信するための企画立案を行いました。政策提案は「市制60周年記念!ユニコン開催!若者たちが夢を語れる場を!北九州を知れる場を!」。アイデアコンテストを実施して、若者の関心を聞く機会をつくりたい、という提案でした。

2番目は、映画FCチーム。「映画の街・北九州」を活用した若者視点のまちづくりをテーマとしています。政策提案は「観るだけが映画?いや、体験してこそ映画だ!」。映画のロケ地をめぐるバスツアーの提案でした。

3番目の発表は、北九州市の広報PRチーム。北九州市の魅力を効率的に伝える方法の研究を行ってきました。政策提案は「SNSを駆使して北九州市の魅力を全国の若者に届けよう」”日本で1番SNSが似合う街”を目指して、TikTokを使ったシティプロモーションを行うという提案でした。

どのチームも現状についてしっかりリサーチを重ねた上での発表をしていたので、急な質問にも堂々と答えていたところが印象的でした。

最後に市長から「それぞれに特徴があり良かった。論理的なことも大事だが、もっと感情や直感を大事にしたい。北九州のプライドが掻き立てられるようなものが良い。アイデンティティとプライドを紐づけたい」などのコメントもあり、会場は大いに盛り上がりました。

[*]好奇心大学とは、まちづくりに関わりたい若者たち(学生等29歳以下の北九州市民)がつながり、新しいことに挑戦する場として2022年11月に始動した、北九州市未来創造ネットワーク「Kitakyu U29」に参加する学生スタッフの発案によるテーマで開催した全5回のワークショップ。

▼Kitakyu U29について https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/28500234.html