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ビートメイカー / アーティスト lee(asano+ryuhei) さん

ビートメイカー / アーティスト lee(asano+ryuhei) さん

アーティスト活動、ミュージシャン活動と幅広く活躍し、たくさんの人に影響を与えるleeさん。独特な作風のスタート地点は、ここ北九州市にありました。唯一無二のスタイルで創作を続ける彼が、このまちをどんな風に感じているのかを語ってもらいました。

いろんな都市に住んだけど、このまちの刺激がいちばんだった。

ーまず、簡単に自己紹介をお願いします。

lee (asano+ryuhei)という名前で、音楽と絵の創作活動をしています。出身は、北九州市の小倉北区です。小さい頃から絵を描くのが好きで、中学校から高校に進学する頃に音楽にも目覚めました。それから、ラップを始めて、ラップのビートをつくるようになりました。

自分の作風を説明すると、音楽はいろんな音をいろんなとこから引っ張ってきて、組み合わせて言葉をのせたり、ノイズを乗せたり混ぜこぜにして、一曲に仕上げるって感じです。
絵に関しては、最近は拾った廃材に描いたり、石とか木の枝とかにも描いたり、要するにキャンバスが紙とか身の回りのものだったり、リサイクルショップで見つけた変なものに描くっていうのが作風ですね。単なるゴミと認識されていたものが、手を加えることによって価値が出たりするのがすごいおもしろいなと思ってやってます。

ーいろんな土地で生活をされたと聞きましたが、北九州市の魅力は?

自分の場合、服やファッションがすごく好きだったんで、福岡市の九州造形短大というデザインの短大に進学して卒業しました。その後、イギリスに留学し、ファッションをさらに勉強しようと思ったんですが、やっぱり小さい頃から好きだった絵のほうを捨てられなくて。絵だったらどこで生活しても描けるなと思って、北九州に帰ってきました。その後、沖縄の石垣島やタイでも暮らしました。いろんな土地で生活しましたが、北九州は生活費も安いし、先輩たちやその周りの人達から受ける刺激に勝る土地は無かったですね。色んな人が集まってきて、いろいろな刺激をくれるんですよね。あとはこのユルさだったり、まちのサイズ感とかもすごい好きです。都会過ぎると息苦しくなっちゃうんで、これぐらいのまちがちょうどいいなっていつも思います。

ーこれから北九州市に移住する人に対して、アドバイスはありますか?

個人的に、リサイクルショップが好きなんです。リサイクルショップって、そのまちの人の要らないモノが集まってるので、まちの色がすごく出ると思うんです。そんなところからまちの空気感をキャッチするのもアリかなと。
あとは、昔ながらのものが残ってて、立ち飲み屋とか、自然がすぐ近くにある風景を楽しんで欲しいですね。

ビートメイカー / アーティスト

lee(asano+ryuhei)

北九州市小倉北区出身。デザイン系大学を卒業後、イギリスに留学。沖縄県石垣島やタイに居住後、北九州市に戻り楽曲やアート作品を制作。ファッション、音楽、アートなど幅広い創作活動を手掛け、東京や海外で、ライブや個展も行う。

北九州市を拠点に活躍するクリエイティブな方々の等身大の姿を届ける動画「New U begins」を公開中!

Unique -lee(asano+ryuhei)-
出演するのは、ビートメーカー/アーティストのlee(asano+ryuhei) さん。
イギリスやタイに居住後、北九州に戻り楽曲やアート作品を制作。東京や海外でのライブや個展も行う彼が語る、北九州市で活動を続ける理由とは。
New U begins
北九州市を拠点に活躍する方々に、実際に生活する中で感じる、北九州市のいいところや好きなところ、やりたいことを実現できる理由をお聞きしました。お話をお聞きする中で気づいたのは、北九州市には、様々な「U」が存在すること。この動画の中には、北九州市の潜在能力や無限の可能性がぎゅっと、詰まっています。