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ラッキー&ヴィッキー 復活プロジェクトがクラウドファンディング達成【主催者インタビュー】

2023.8.14

1990年から2017年まで北九州市八幡東区の東田にあったテーマパーク「スペースワールド」のマスコットキャラクター「ラッキー・ラビット」と「ヴィッキー・ラビット」を宇宙から招待して、わっしょい百万夏まつりのパレードに参加してもらい、彼らが再び地球で活躍できるようにしたい!という夢のある企画。これを企画したのは北九州青年会議所の方々です。なんだか少しお硬そうな印象のある青年会議所(以下JC)とはどんな組織なのか、またなぜこの企画をやることになったのかを取材してまいりました。取材対応していただいたのは、北九州青年会議所 内藤翔太さん(写真)です。

ー JCという名前はよく見聞きしますが、どういう団体で、どういう活動を行っているのか教えてください。

正式名称は、一般社団法人北九州青年会議所といいまして、1953年に小倉青年会議所として発足されたものが、1970年に名称を現在のものに改め、合わせて70年の歴史があります。入会には年齢制限がありまして、20歳から入会でき40歳の年で卒業となります。現在184名の会員がいます。

ー 従業員をたくさん抱えている経営者のような方が多く入会されているような印象を持っているのですが、実際はどんな方たちが入会されていますか?

中には会社の2代目、3代目の社長という方もいらっしゃいますが、そんな方ばかりではなく、会員には飲食店の方や、アーティストなんかもいます。JCで活動する時はジャケットが必須だったりするので、写真で見ると硬そうな印象はありますよね。

JCに入っている人は「地域に貢献したい」と言われる方が圧倒的に多いです。それと人脈づくり。僕自身もそうなんですが、なにか北九州に役立つようなことをやりたいと考えていたのですが、個人でできることには限界があると感じていました。JCに入って活動するうちに、自分たちの活動が北九州の一部になっていることを実感しています。

ー 今回、かつてスペースワールドのマスコットキャラクター「ラッキー・ラビット」と「ヴィッキー・ラビット」を宇宙から招待して、わっしょい百万夏まつりのパレードに参加してもらうという面白い企画ですが、これはどうやって実現したのですか?

北九州JCでは事業の進め方として、まず理事長が指針を決めて、各委員長がそれぞれどんなことをやるのかの企画立案を行います。今年の北九州JCは「笑顔咲く、希望という名の種を蒔こう」というのがテーマになっていまして、なにをしたら市民の方に喜んでもらえるかを各担当が考えて企画しております。

スペースワールドには、小さいときは家族に連れて行ってもらったり、学生の時は彼女とデートで行ったり、また成人式の会場であったり、結婚して子供ができてからは、新しい家族で遊びにも行きました。こんなにそれぞれに思い出のある場所は他にないのではないかと思います。スペースワールドの復活は叶いませんが、ラッキー・ラビットとヴィッキー・ラビットに宇宙から帰ってきてもらうことができれば、北九州市民のみなさんを笑顔にできるのではないかと企画を致しました。そしてJCの事業である、わっしょい百万夏まつりのパレードに出演してもらおうということになりました。今回の企画は他の委員会の方の企画ですが、JC全体でバックアップさせていただきました。

ー JCにはどんな魅力がありますか?

OB・OGを含めてJCに属して活動していたという実績は、北九州市市内においては、人脈的にかなりの強みになると感じています。その人脈でJCとは別のところで仕事の依頼をいただいたりすることもあります。いろんな学びがありまして、仕事はひとりで抱えず、必ず他のメンバーに振ろうということを何度も言われました。みんなに学びの機会を与えるということなのですが、結果的に負担が軽減されるだけでなく、いろんな視点で考えた方が良いものができあがると思います。そして同じ目的に向かって動く仲間ができたことが1番の価値であり魅力かもしれません。


北九州市の夏の名物でもある「わっしょい百万夏まつり」をはじめ、「北九州ドリームサミット」、「到津の森公園の支援事業」など、北九州市内のさまざまなところで活躍されている北九州青年会議所。意味のある仕事をしたい、まちづくりに参加したい、人脈を広げたいという方は参加してみてはいかがでしょうか?

▼北九州青年会議所  http://kitakyushu-jc.jp/
▼ラッキー&ヴィッキー 復活プロジェクト  https://camp-fire.jp/projects/view/669835